「観測者の認識」という観点ですが、
皆さんは、「観測者の認識」と言うと何を思い出しますでしょうか?
この内容に興味を持たれている方なら、「二重スリット実験」。
これは良く聞くお話だと思います。
ご存知でない方は、
次の動画がわかりやすく説明していますので、ご覧いただければと思います。
「二重スリット実験」(3:59〜)
観測者の意識によって、素粒子(動画では光子)の動きが変わる。
これについてはご理解いただけたかと思いますが、、、
さて、ここで。
皆さんは「観測者の意識」をどう捉えましたでしょうか。
ほとんどの方は、「目で見たもの」「脳が認識したのも」とお考えではないでしょうか。
私の答えはNoです。
答えは「観測者の潜在意識(無意識):俗に言う第六感的なもの」です。
目で見たものや脳が認識したものは、電気信号を認識したに過ぎず、
素粒子を動かす要因にはなりません。
むしろ、その動いた素粒子を認識した。に過ぎません。
この「二重スリット実験」の誤解については、
「シュレーディンガーの猫の実験〜観測者という概念の矛盾〜」で更に詳しく解説しております。
なぜかと言うとその「観測者意識」の観点が間違っているからです。
人間は目で見える範囲の事を絶対的な現象だと信じ過ぎています。
だれか、幽霊を証明した人はいますか?
だれか、4次元を証明した人はいますか?
だれか、宇宙の果てを証明した人はいますか?
「観測者意識」についての定義は、
目で見たものではなく、見る人が「その現象はこうなる」といった、
「絶対的なあたりまえの定義(感覚)」によって引き起こされるのです。
その定義についてはこちらでわかりやすく解説しています。
ちょっと難しいですが、こちらも参照ください。
これがご理解いただけると、
この世の中の仕組みがよく分かってきます。
難しいお話になってきますので、
今日はここまで。