国立環境情報センター(NCEI)と英国地質調査所(BGS)で行われている「世界磁気モデル」。
今月(2019.12)、新たに更新がされたため、紹介させていただくことにしました。
(参照:https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/12/post-13681.php)
地球環境や太陽の黒点、地磁気など興味がある方はご存知かもしれませんが、
昨今、北磁極の年間移動が著しく加速しています。
飛行機のフライト時には、都度GPSの設定をしないと飛べないという程、
日々変化しています。
一目瞭然ですが、軸がどんどんシベリア(ロシア)方面に移動しています。
年間でいうと、最大70Kmも移動しているということです。
これが何を意味しているのか?
気象庁の地磁気観測所では、次のように説明しています。
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方位磁石が北を向くことから分かるように地球には磁場があります。この磁場を「地磁気」と呼んでいます。地磁気は、地球内部の核の対流運動、太陽活動との関わりの他、地殻の活動など様々な地球環境の変動に応じて、刻々と変化を続けています。
http://www.kakioka-jma.go.jp/knowledge/mg_bg.html
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つまり、地磁気の変化は全体における地球環境の相互関係であるということです。
最近では、
・ロシアでの温暖化(133年ぶりに雪が降らないというニュース)
・オーストラリアでの猛暑(50℃近い気温)と伴う山火事
・北極圏での氷の減少問題
・日本の気候も四季が崩れ始めている。。。
・インドネシア等での地震や噴火 etc.
このような様々な現象が起こり始めます。
それも次の磁場モデルをご覧いただければ、その変化も色々とあるんだ!
と何となくわかるはずです。
※地磁気に連動して大気の流れも変わると理解すると、私たち周辺の自然環境の変化も影響してくるとわかるはずです。
私たちは、このような現象に恐れるのではなく、
それを認めて、何があっても受け入れる体勢でいなければなりません。
そのためには、日々自分をどう生きるか?
これが全てだと思っています。